すずきさんの編入体験記

編入体験談、アドバイス等

専攻科という選択肢

進学をする人の中で専攻科を選ぶ選択肢を考える人もいるでしょう。

 

 

専攻科。僕は目的を持った専攻科ならありだと思います。

 

 

専攻科のメリットデメリットを考えましょう。

 

 

メリット
専攻科一本に絞り推薦をもらえれば99%受かる。
研究を同じ環境で続けられる。
院への進学が割と楽にいい大学に行ける。

 

 

デメリット
高専に7年間いることになる。
院へ進学をする際に環境が変わる。
大学院へ進学したって学歴は、専攻科→○○大学大学院になる。

 

 

僕が言った目的を持った専攻科とは、大学院進学を見据えた専攻科です。専攻科から就職する選択肢は僕としては非常にもったいないと感じます。

 

 

専攻科から大学院は結構楽にいい大学に入れます。これは非常に大きいメリットです。楽にいいところに行けるならそれに越したことはありません。

 

 

しかし、大学生は4年生で研究室に配属されその研究室のまま院へ上ることがほとんどです。

つまり大学院に進学を選ぶと、出来上がってる狭い研究室という環境に飛び込むことになります。

 

 

そして大学院1年生の終わりには就職活動が始まります。慣れないことがどんどん続きます。

 

これを良しとするかです。僕は良しとしませんでした。

 

 

いい大学に行けたところで就職先を間違えたら大変です。その後の人生を最も大きく左右します。大学選択より左右します。

 

 

そんな就職先を慣れない状態で決めたいですか?どっしり構えてじっくり選びたくありませんか?

 

 

また、大学院を変えるのは院ロンダという言葉があるようによく捉えられない場合もあります。院ではなく大学の学歴を見るところもあります。かなり少ないとは思いますが。

 

 

結局は
高専→大学3年で環境を変えるか、
専攻科→大学院1年で環境を変えるか、
の違いなのです。

 

 

と、なると、編入の方が良いと思えてきませんか?

 

なにせ編入は専攻科を滑り止めにすればいいんです。

 

編入ダメだったら専攻科という選択肢が取れるのです。

 

 

ただし、専攻科も必ず受かるわけではありませんし、編入ダメで、専攻科行くことになったら推薦にしときゃ良かったとなるかもしれません。

 

 

また、編入では手が届かないレベルの大学でも専攻科へ行って大学院進学を考えた時には手が届くレベルになっている言葉がかなり考えられます。それくらい院ロンダというのは簡単な部類の入試なのです。

 

 

1番いいのは編入でいい大学に行き、そのまま院へ進学することだと思います。専攻科を推薦で受けた時点でその可能性を追い求めることができません。

 

 

でも1年間編入勉強するというのはとても大変です。難しい選択ですね。

 

いろんな大学の過去問や答えを割と持ってます。詳しくは別記事を見てください。